Totte | 世界一の長寿国へ！スペイン流 長生きの秘訣

Hola! プロカメラマン予約『Totte』のスペインブログです。

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最近ニュースで『人生100年時代』ってよく聞きますが、先日スペインが世界一長生きで有名な日本を2040年ごろに抜いて「スペインが世界一の長寿国になる可能性が！」との研究が医学誌ランセット（The Lancet）で発表されました。

私のスペイン人の同僚も『日本＆スペイン』のこの話題に反応！

「ねぇーねー、Aoi聞いた？スペイン人が日本人を抜いて世界で一番長生きになるんだよ！』

△この研究によるとスペインが日本を抜くのは「2040年頃」なので、それまでは日本が世界一の長寿国なんじゃないかと言うポイントは... みんな嬉しそうだったので愛のあるスルーで...

なんとも両国ともにこんなに健康ってとても喜ばしいニュースですよね！

このニュースはスペインの全国紙『EL PAÍS』のライフスタイルコーナー Buena Vidaでも取り上げられました。

▽その記事が『スペインあるある』で面白かったので和訳します！

この記事、そもそも『スペイン＝長寿』の研究発表を受けてイギリスのタイムス紙が

「あれ、スペイン人って結構お酒飲んで、タバコも吸うのに...なんで長生きするの？」

との題名で応戦。

▽以下の7つが『スペイン流 長生きの秘訣』です！

#1 散歩好き
これはもう...「スペインあるある」のなかでもあるあるすぎる！

公園に行くと1人から友だちのグループ、子連れの家族や仲良しのお年寄りカップルまで、テーマパーク並みにいつも人がいるもん！

ちょうど先日、海外に転勤したスペイン人の友だちとも「スペインと人って他の国の人と比べても散歩したり、アイスクリーム食べたり『シンプル』なことをエンジョイできるんじゃないか...」との説で盛り上がったばかりだったので面白かったです！

そんなスペイン人の76%は「週4日 10分以上」の散歩をして、37%の人はなんと徒歩か自転車で通勤するんだそうです。

#2 地中海の食生活
海に囲まれているスペインはヨーロッパの中でも海の幸をかなり食べます。

スーパーの魚売り場に行っても日本でもおなじみの魚から見たことのない魚まで並んでます！

→ スペイン語で『魚の名前』はこちら

スペインではシーフード以外にも新鮮なフルーツ＆野菜、ナッツ、豆類、オリーブオイルなど地中海の恵みが日々食生活に組み込まれています。

→ スペインの食文化はこちら

後、タイムス紙によると適度な『ワイン』も...

スペイン語のことわざでも

Amigo, viejo; tocino y vino, añejos.
『友だちとワインは古いほうがいいんだよ』

→ マドリードのワインバルはこちら

#3 シエスタ
シエスタ（La Siesta）とは、スペインの有名な『長いお昼休み』です！

シエスタというと「お昼寝」のイメージがついていたりしますが、休憩中は起きていてもいいんですよ。

スペインの伝統的な昼食の時間（13:00～16:00の間）は、日本よりも遅くて食事の量もお昼が一日の中で一番大きいんです。

→ スペインの食事事情はこちら
→ スペインの絶品ランチはこちら

でも、昔ながらの長いお昼休みがなくなった今日のスペインではほとんどの人はシエスタをしないんだとか。

それでも26分間でも目をつぶると、記憶や血流が改善したり、気分もよくなるらしいです！

#4 長時間労働＋休憩
スペインは長時間労働国！年間だとドイツよりも331時間、フランスより173時間、スイスより117時間多く働きます。

スペインってゆったりしてるイメージなので意外！と思ったらみんな遅くまで働いています。

でも長時間労働＝不健康なのですが、ここにもちょっとスペイン流のからくりが...

コーヒーブレイクや休憩が多いんです

でもこのスペインのちょっと長い＆多い朝の休憩は賛否両論。

『この休憩があるからリラックスした働き方ができるんじゃん』派
vs.
『この休憩がなかったらもっと早く帰れるじゃん』派

どっちも正しいのですが、一つ言えることは...
スペイン人と働くと（ほぼ）みんなよく喋って、ワイワイしていて楽しいです！

5. 夜の営み多し
帰宅時間が遅くても、スペイン人は夜も元気だそうです。

友人も既婚・未婚関わらずパートナーがいればいつもセットで来ては日中から大好きオーラが！ラブラブだと脳卒中＆2型糖尿病などのリスクも低下するんだとか。

6. ポジティブな言葉をたくさん使う！
スペイン語は... 最もよく話される10の言語の中でも一番ポジティブでハッピーになる言葉を使うそうです。これは現在スペイン語を勉強中の私も同感！

だって、英語で “more” と一緒の「たくさん」とか「すごく」を意味する mucho（ムーチョ）が...「すごくたくさん！」って言いたいときは、 muchísimo（ムーチッシモ）にすぐ変身するんだもん！

後、普段日本語では静かな旦那もスペイン語だと人が変わったかのように明るいし...!!

7. 夜は小さなタパス＆散歩
スペインでも『タパス』の定義ってあいまいなのですが... スペインの夜ご飯は他の国と比べて量が少なかったりします。

ともあれ、夜に “食べ過ぎ x 飲みすぎ”て就寝より、バランスの良い食事に越したことはないですよね。

A beber y a tragar, que el mundo se va a acabar 
食べて、飲んで、今日を楽しんで！
（だって、世界は明日にも終わるかもしれないから！）
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スペイン語でその『ひと時』を謳歌する意味のことわざです。

スペイン流の長生きの秘訣、いかがでしたか？人生100年時代、楽しいのが一番！

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Totte 代表プロフィール
松下 葵 | Aoi Matsushita

長野県生まれ、高校まで信州で過ごし、かねてからの夢であったアメリカ留学を決意し、高校卒業後はニューヨーク州立⼤学政治学部へ入学。大学卒業後は東京のイベント会社で海外PR・マーケティングを担当。

結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。

スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。

2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。

→ Aoiについて詳しくはこちら！

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それでは次回、hasta luego!
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