【ヤクルト】村上宗隆、敵地でも56号打てば1億円の家!神宮だけから超太っ腹な条件緩和

バンテリンドームで56号を狙う村上
バンテリンドームで56号を狙う村上

 日本選手最多タイの55号を放ったヤクルト・村上宗隆内野手(22)の神宮での本塁打を対象に「特別ホームラン賞」を企画しているトップスポンサーの「オープンハウス」が、敵地でも56号に即1億円の家を贈呈する意向であることが15日、分かった。当初は「神宮での56号以降」が条件だったが、太っ腹な方針転換となった。

 “村神”フィーバーに乗って、驚きの方針転換が明らかになった。オープンハウスは、村上が本拠の神宮で56号以降を放った場合に上限1億円の「好立地の東京の家」を贈呈するとしていたが、予想以上の早さで55号が達成されたため、急きょプランを変更。ビジターでも56号が出れば、即「1億円の家」を贈呈することで調整している。さらにプロ野球記録の60号へ向け、「新・特別ホームラン賞」も検討しているという。

 同社の広報担当者によると、当初は60号達成で家を贈る案だったが、「高い数字がプレッシャーになってはいけない」と56号以降でに変更したという。だが、村上はそんな心配どこ吹く風で本塁打を量産し、同社は「村上選手にとって56号は通過点」と判断。夢の60本超えへ重圧を減らそうと、設定していた「神宮球場でのオープンハウスの看板以外の着弾」の縛りも外し、「ビジター球場での本塁打も対象」と規定を変えた。

 さらに「新・特別ホームラン賞」も新たに企画。60本を超えた場合は、家の上限額の1億円を大幅にアップする。「正直、『好立地の東京の家で上限1億円はたいしたことないのでは』という声も寄せられています。ならば、と、多くの方からのご意見を参考に社内でバージョンアップを検討中です」と明かした。立地は港区、新宿区、渋谷区など神宮に近い好立地のマンションや一軒家を想定。「2部屋分をぶち抜いてトレーニングスペースを作るなどの間取りも可能です」と“村上ハウス”を建てる日を心待ちにしている。

 村上はこの日、16日からの10連戦を前に神宮外苑で全体練習に参加。13日の巨人戦(神宮)で王貞治に並ぶ日本選手最多の55号を放ってから2日がたち、座らせた捕手のミットめがけて速球を投げ込むなど、リラックスした様子で調整した。

 16日は中日戦(バンテリンD)。本塁打の出にくい球場だが、今季は同球場で10戦7発と量産しており、本拠地とする中日のどの選手よりも多く一発も放っている。55号後には「次は56号を打ちたいと思うし、次へ次へとホームランを打てるように頑張りたい」と話しており、60号への期待も膨らむ。現在61発ペースで残り15試合。まずは16日に“1億円ハウス”をゲットし、さらなる偉業へと弾みをつける。

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