紅魔の小悪魔さんとは、K.氏製作による東方GTA動画の1シリーズであり、本編は全33話で完結済みである。
2009年10月31日にep.1が投稿され、2010年2月4日投稿のep.16にて第1期が終了。
2010年2月19日に投稿されたep.17より第2期が開始され、2010年10月7日投稿のep.25にて終了。
2011年2月23日にep.26が投稿され第3期が開始、2012年6月2日に投稿された最終話(ep.33)後編を以って、三年に渡る大作がここに完結した。
また、2期終了後の中断期間の2010年10月30日より、フランドールに焦点を当てた外伝が投稿されている。
2016年4月29日からは、続編シリーズ「紅魔の小悪魔さん2」も投稿開始されている。こちらについては該当記事参照。
概要
東方Projectのキャラクター、小悪魔を主人公とした作品。
原作であるところのGTASAの本編の流れに沿わない、オリジナルストーリーを展開しているが、「幻想郷に異変を起こした者とそれを解決する者たちとの争い」という、東方の王道と言える話の流れをとっている。
アクションスクリプトによるトリッキーな動きや、二丁拳銃を活かしたガンアクション等、視覚的にもインパクトが強いものを効果的に使用しているのが特徴である。
ストーリー
ある日のこと、紅魔館の門番である紅美鈴が突如姿を消した。
その夜、彼女の身柄を預かっているという何者かの電話を受けた当主レミリア・スカーレットは、自ら捜索に赴く。
その一方で、パチュリー・ノーレッジの命により小悪魔も情報収集に出かけることになる。
これが、彼女たちの手に余る戦塵の幕開けになるとは、この時誰も予想していなかった。
紅魔館を中心に、各々の事情により戦いに巻き込まれていく幻想郷の住人たち。果たして、小悪魔を待ち受けているのはどんな「運命」なのであろうか・・・
見所
本作品の演出面で目を引くのは、主人公である小悪魔のスタイリッシュなアクションシーンと、それを際立たせているカメラワークの巧みさである。それにより、GTA動画を見慣れた視聴者でも驚きを禁じえないような仕上がりとなっている。
それに加え、意外な伏線による謎解き要素は、随所に散りばめられたコメディ要素と相まって視聴者を飽きさせない。また東方の性質上、どうしても多くなりがちな登場人物達も、一人一人を大事にすることでそれぞれの魅力を上手く引き出し、結果としてストーリーに深みを与えている。
さらに、一般的なアニメの構成を意識したのか、ep.7からEDが、そしてep.8からはOPも挿入されるようになった。つかみとなる笑いを散りばめた導入部からOPへ、話がうまく盛り上がってきたところでお預けを喰らわせるようにED、といった特有の流れを作り出すことで、視聴者に続きを心待ちにさせる演出が心憎い。
これらの多彩な要素をうまく噛み合わせることで、総合的にエンターテイメント性の高い作品になっていると言える。
リメイク版
作者がこのシリーズを投稿し始めた当初、まだ色々と不慣れだった為、序盤のエピソードは展開がスムーズでなく、視聴者にとっつきにくい印象を与えている(と一部から評された)ところがあった。
作者自身これを消化不足と感じたらしく、現在の練磨された編集技術を用いて、わかりやすく再構成されたリメイク版が投稿されている。
本シリーズを未見の方は、まずはここから視聴することをお奨めする。また既に視聴された方も、新しい気持ちで楽しんでもらえるはずだ。
登場人物
注意!!
この先では、ネタバレと思われる箇所を反転して表記しています。
それ以外の部分についても、同じくらい重要である可能性が高いと思われます。
動画をまだご覧になっていない方は、先に視聴されることを強くお薦めします。
主人公陣営
館を急襲のうえ強奪され、当主レミリアの身柄も抑えられるなど幾度となく標的になる。そのため幽香への対抗勢力の中でも特に中核的役割を果たすことに。
小悪魔
レミリアの不在、本作の主人公。美鈴誘拐の際にパチュリーから調査を言い遣ったことから事件の渦中にのまれていく。
健気に任務をこなすが紅魔館襲撃時に爆風で飛ばされ失神。彼女を偶然保護した魅魔から既に紅魔館が敗走していることを聞かされ、己の不甲斐無さに発奮。引退していた魅魔を拝み倒して一ヶ月間の修行をおこなう。魔力開放、銃弾投影、強化という特殊技能を伝授され、一気に自機勢と同格以上の主力になった。(二人とも気づいていないが魔理沙と小悪魔は姉妹弟子にあたる)
本隊と合流後もしばらくは雑用同然の扱いを受けていたが、徐々に実力を認められるように。彼女のおせっかいな性格も手伝って多くの仲間を得て戦っていくことになる。
【魅魔は本来は格の高い悪魔が術式上の不備で小悪魔として召喚された可能性を指摘している。つまり魔力開放とは小悪魔の本来の力を引き出しているにすぎない。しかし現在の小悪魔の肉体の規格に対しその魔力が大きすぎるため、大きな負荷がかかっていることが明らかになってきた。 特に物語後半からは小悪魔の消滅を暗示する演出が多々見られ、今後の動向に注目が集まる。】
パチュリー・ノーレッジ
レミリアの不在、咲夜の不調など混迷を極める紅魔館の実質上の当主として奔走する。序盤は家事を嫌ってジャージでうろついたり、のんきなことを言っていたりと緊張感のなさを露呈していたが、紅魔館襲撃の際には手持ちの戦力で効率的に迎撃を行うほか、有事に備えて援軍を要請しているなど手回しの良さを見せる。なかでも敵の主力たる風見幽香の急襲をうけながら、戦闘不能状態の咲夜とフランドールを連れて撤退し、博麗ストリートで戦況を立て直したのは値千金の働きといえる。
しかしこと小悪魔のことになるとしばしば感情的に。他の仲間と異なり、自ら召喚した小悪魔には特別の思いがあるようで、その接し方は母親のそれを思わせる。
レミリア・スカーレット
いつもなら咲夜を遣わせるところであったが身内である美鈴を人質にされたこと、さらには咲夜に関する不穏な運命を垣間見たことから自身で出立したが、想定外の力を有する幽香によって捕らわれ、長く紅魔館を空けていた。既に死亡しているのではないかとも噂されたが小悪魔らの活躍により救出。
身内の問題は身内で片づけようと紅魔館奪回作戦に紅魔館メンバーのみで臨むなど、プライドの高さは微塵も損なわれていないようである。
【紅魔館奪回作戦時に防備を任されていたメディスン・メランコリーと対峙。強化された相手を辛くも撃破したが、強力な毒によって下半身の感覚を喪失し歩けなくなる。現在は動力付き車いすで移動。小悪魔のことで悩むパチュリーに助言するなど当主らしい一面も見せている。また咲夜が銃殺されるヴィジョンを夢などで継続的に見続けており、不安を募らせている。】
フランドール・スカーレット
吸血鬼でありレミリアの妹。今回の事件に対して危機感を全く持っていないというより完全に無関心(自らの強大な能力から来る余裕?)のようだ。
マインドブレイク中の咲夜を元気づけるという名目の下、さらなる追い打ちをかけたりと、むしろこの状況を楽しんでいると言った方がよいのかもしれない。
本編の裏で進んでいたもう一つの物語である外伝では、彼女が主役である。【紅魔館陥落後、ある事件をきっかけに三月精達と戦いに明け暮れる毎日となるが、いつしかお互いトムとジェリーのような関係になってしまう。セリフの随所に小ネタを挟む等、相変わらずのフリーダムさを発揮するが、ここぞというときに発揮されるカリスマは流石悪魔の妹といったところ。というか、フランが紅魔館の当主でいいよもう・・・】
十六夜咲夜
レミリア・スカーレットの失踪、加えてフォロー役の美鈴の不在など心労が重なり長期的に精神疾患に。日中を寝たきりで過ごすなどその症状は重篤で、ようやく戻ってきた美鈴のおかげで復調の兆しこそ見えたが、その美鈴が目の前で爆破され、いよいよどん底に陥る。一時は幻覚を見るまでになっていたがレミリアの喘ぎ声救出の気配を驚異的感覚で察知し前線に復帰した。
【咲夜が銃殺される運命視はことあるごとに挿入され、序盤から一貫して変わっていない。また2期OPでは登場頻度や重要度の割りにラストカットを一人で独占、主人公勢の集合カットで魔理沙の後ろに隠れているなど特殊な扱いを受けており、3期OPではかなり露骨に死を連想させる演出になっている。死亡フラグの重ねがけが生存フラグになるか否か…】
紅美鈴
紅魔館の門番。冒頭でいきなり誘拐されたりと、相変わらず不遇な扱いを受けることに定評のある彼女である。
咲夜を元気づける際に大役を任されるなど、周りから寄せられる信頼はかなり厚いものと思われるが、それでも名前を覚えられていなかったりする。
だが、紅魔館メンバーをはじめ、その他の仲間たちに対する思いはとても強い。
主人公組
霊夢は内容もよく聞かず、バイトとして幽香の策略に諮らずも加担してしまうが不穏な空気を察知して行動開始。魔理沙もまた協力態勢に入る。それに乗じてアリスも加わるが、魔理沙に対して過度のセクハラを働くなど暴走、逮捕されるなどコメディリリーフ的な役割を担って視聴者に笑いを提供した。しかし後半では人形師として幽香をだます精巧な人形囮を作成するなど、大いに戦線に貢献している。そのほか萃香も最初こそ自身の経営する飲食店の忙しさに邪険にしていたが、小悪魔らの働きかけで参戦することになった。
博麗霊夢
物語前半では幽香に加担してしまったり、罠にかけられるなど浅慮な部分が多くみられる。
しかし巫女としての使命を忘れておらず異変解決のため奔走、反幽香陣営のリーダーシップをとりつづけている。
意外にも責任感が強く、仲間を危険にさらすことを嫌う。また味方では唯一魅魔憑依状態の小悪魔を見ており、彼女のことを陰ながら気遣う様子も。
霧雨魔理沙
普通の魔法使い。霊夢と同じ理由で戦いに参加する。やたらとふざけているような振る舞いを見せているが、実際のところは真剣に事態に取り組んでいる。
持ち前の天然ジゴロっぷりを発揮し、レミリアの生存に絶望していたパチュリーを立ち直らせるなど、重要な役割を果たしている。
永遠亭
輝夜がパチュリーの知己であったことから紅魔館とは交流がある。有事のためにパチュリーが雇った警備というのがまさに輝夜のことであり、絶体絶命の状況を打開するのに一役買った。以降従者である永琳、優曇華院、てゐも幽香との戦いに参戦。一時は主戦場ともなったほか、長らく反幽香勢力の本部のようになっていた。また負傷者の治療に多大な貢献をしており、とくに精神を病んだ咲夜、大けがを負った美鈴とレミリア、魔力に苦しむ小悪魔など紅魔館の住人はお世話になりっぱなしである。
地底の住人達
霊烏路空がとある施設の動力源として幽香にとらわれていたことから、すでに幽香との対決姿勢にはあった。その後小悪魔が空の救出を買って出て、見事それを成功させて以来恩義を感じ仲間に加わる。さとりは能力によって射命丸の裏切りに早い段階で気づいていた。その妹のこいしは意味不明な言動で周りを混乱させていたが、時々異常な洞察力を見せるほか、フランドールとのコンビネーションで大きな戦力となっている。
勇儀、ヤマメ、パルスィ、お燐も萃香の店で働いていたことから友に参戦。受けた恩を決して忘れない仁義に厚い人たち。
妖怪の山
射命丸文の裏切りによって鍵山雛が幽香の手に渡るなど様々な被害をこうむった。守矢神社一行が不在であることも手伝って戦力としては頼りないながらにとりや戻ってきた雛が永遠亭の面々などとともにサポートとして協力している。また裏切られはしたものの、その贖罪のために無謀な行動を見せる文を引き留めようとし、仲間としての思いを捨てていないことが窺える。
はたてと椛は文の動向もあって複雑な心境ながら、必ずやり直せるという信念のもと奮戦。幽香の動向の調査などを買って出る。
射命丸文
物語前半の敵役。風見幽香の手駒として情報を操作、仲間を金で売るなど非道な行動をしながら素知らぬ顔で応対する文の立ち回りには多くの視聴者が歯噛みさせられたことだろう。彼女と小悪魔の直接対決は中盤の山場であるとともに小悪魔にとっての転機にもなっている。
最初は強要されて天子死亡の偽情報を流しただけだったが、幽香に従い続けるうちに多くの富と名誉を手に入れる。いつしか自分の意思で裏切りに手を染めるようになり、最早自分で自分を止められなくなってしまった。自身の堕落には自覚的であったような描写があり、自身が逃げられないとわかるや椛を突き放し被害が及ばないようにするなど悪に堕ちきれない様子も見せた。
実戦のさなか小悪魔に戦闘の手ほどきをし、投獄後も助言を求められるなど魅魔に続く第二の師匠のような役割を果たす。【贖罪のために幽香とともに自爆するという恐ろしい計略を立案し、実行に移す。戦力を引きつけることに成功し、紅魔館奪回作戦の成功に大きく貢献した。しかし幽香に損害を与えるには至らず、椛とはたてによる決死の救出作戦で一命を取り留めた。至近距離でプルトニウム爆弾を炸裂させたために視力に障害を残した可能性が示唆されており、サングラスを着用している。余談ながら好感度が最低から最高まで駆け上がった影の人気キャラでもある。】
そのほかの協力者
上記のメンツ以外にも藤原妹紅、比那名居天子、永江衣玖、三月精、魅魔が小悪魔たちに協力している。妹紅はバイト中に行方不明のレミリアを発見しており、その後も不死身を生かしたタフネスで前線で戦う。衣玖は天子死亡のニュースから自暴自棄になり、飲み屋で管を巻いていたが同じ境遇にある小悪魔の奮闘ぶりに立ち直り、のちに仲間に。また三月精は妖精として元々風見幽香の陣営にいたが離反して、フランにつき従う。
比那名居天子
天人の耐久力や潜在能力に目をつけられ早い段階で幽香によって幽閉されていた。天人の種族的耐久力からか、先にとらわれて長期間エネルギーを吸われていたにもかかわらずぴんぴんしており、同じ檻に入れられたレミリアをずっと気遣っていた。救出後はディルド緋想の剣による白兵戦で活躍。特に脱獄作戦時の戦いからチルノとの因縁を持つ。
サニーミルク
幽香による妖精強化以来、三月精で徒党を組んで悪事を働いていたが、ある一件でフランに邪魔をされてつけ狙うようになる。次第に仕返しのテイストは失われてじゃれあい同然になっていたが、いたずらの失敗で燃え盛る家から出られなくなり大ピンチに。その窮地をさっそうと現れたフランに救われて完全に心を奪われる。外伝のヒロイン。
【射命丸の仕掛けた罠の直前、小悪魔たちがはめられていることに感づいてしまう。本来ならば自陣営の作戦成功であるが、フランに肩入れしてしまったサニーはこの状況を看過できず、幽香陣営を裏切ることを決意。三月精ともどもフランへ情報を告げに行く。裏切りは判明して攻撃されているがフランによって守ってもらっている。ちなみにいつも飄々としているように見えるフランだがサニーが狙撃された際、本編・外伝を通じて初めてにして唯一怒りをあらわにしている。脈はあるのか】
魅魔
悪霊。紅魔館陥落の際、空から落ちてきた小悪魔を助けてやった。
かつては人類に復讐するという野望を抱いていたが、現在は戦いから身を引いて山中の一軒家でひっそりと暮らしている。そのため、弟子にしてほしいという小悪魔の願い出を最初は拒否する。(しかし、ひたむきな小悪魔の姿を見て弟子の魔理沙のことを思い出し、彼女を鍛えることに決める)。
【原理は不明だが、特定の状況に限り小悪魔に憑依しているらしき描写がある。また魔力開放のリスクについて説明しなかったことなど謎が多いが、小悪魔のなりふり構わぬ熱意を認めているとみることもできる。】
対峙する者たち
風見幽香
今回の異変すべての黒幕。強さを追求し研究の果てに神精樹を作り出す。神精樹は人妖をその養分として吸い上げ、その実を食べた者に驚異的な力をもたらす。幽香はこれを量産するために天子を誘拐したほか文に情報操作をさせ、紅魔館を挑発。妖精たちに力を与えて好き放題にさせていた。子飼いの戦力としていわゆるリグル、ルーミア、チルノと大妖精、メディスン・メランコリー、春告精を擁しており、しかも強化済みであるため非常に強力な組織となっている。
【動機について暇つぶしなどとうそぶいていたが実際はかつての仲間であり好敵手であった魅魔へのコンプレックスから。尊敬や憧れの思いのあった魅魔を超えるために様々な研究をしていたが、その努力が結実した時には魅魔は隠居しており、行方も分からなくなってしまった。その代替として大規模な異変を起こすことで現れるだろう抑止力を退けることで魅魔を超えたことを証明しようとした。つまり異変を起こすこと自体に意味はなく、それを止めに来た者たちとの戦いを欲しているのである。その抑止力として見出された小悪魔は奇しくも魅魔に師事した弟子だったためこのストーリーの本筋は時代を超えた魅魔と幽香の戦いといえる。】
リグル・ナイトバグ・東郷
蛍の妖怪。幽香の忠実なる奴隷片腕として動いている。
とある有名な殺し屋の魂をその身に宿している。【幽香の真意を知っており、片腕として心から協力している。】
メディスン・メランコリー
人形が変異した妖怪。幽香の下で、新夢幻館の門番として働いている。
【幽香から逃亡中のレミリアを銃撃し、とらえたのはメディスンである。その後紅魔館を任されていたことも含めレミリアにとって因縁の相手となった。決戦においてレミリアに重傷を与えたが吸血鬼に毒が効くのかは不明。効いてるものは効いてるのだ。ちなみに花映塚対妖夢、対リリカ勝ちセリフでは精神にダメージを与える毒があることを示唆している。東方における妖怪は物理的耐久力は高いが精神攻撃に弱いとされているのでそのあたりに秘密があるかもしれない。】
ルーミア
闇を操る妖怪。例によって強化されており幽香の主力の一人である。
霊夢達が駐車場で罠にはまったとき、彼女らを食べようとしたところ直前に小悪魔に妨害される。さらに魅魔憑依状態の小悪魔に殺害一歩手前まで追い込まれ戦闘不能に。恐怖心から戦線復帰は絶望的とされた。
【しかしより多くの神精樹の実を摂取して復帰。紅魔館奪回作戦で小悪魔と再戦した。小悪魔と拮抗するほどの戦闘力を身につけるほか、再戦の度に強力になり銃弾投影、魔力開放など小悪魔のスキルを習得して彼女を追い詰める。その関係性は何とも表現しづらいものであり、敵でありながら必ずしも幽香のためには行動していない。また時間がたつほどに狂気の度合いを増しており、恐怖は憎しみになり、さらには愛に近い感情を抱くようになる。小悪魔に対して偏執的に執着し、強い独占欲を抱くようになったことで最早幽香にさえ牙をむく独立勢力となった。】
チルノ
あたいったらさいきょうね(真実)。妖精は残らず神精樹で強化されている。となれば妖精最強であるチルノの実力は推して知るべし。ミスティアのうなぎ屋でバイトしながらビジネスライクに幽香に協力している。脱走中のレミリア、天子と遭遇して戦闘、相手を圧倒した。その際こいしの協力で接近したフランドールの一撃で片腕を失った。この際状況を冷静に分析し、即座に撤退したところを見るにクレバーでもある。
大妖精
得られたチート性能により、一部の妖精から「大さん」と呼ばれるほどになる。チルノと同じバイトをしている。武器を苦手とし徒手空拳で戦うといわれるが、正確には武器を使う必要がないほど強いだけである。
座右の銘:「大チル以外滅べ」
ポケステキラー夢子
ep21にて、カサンドラに勤務していた妖精。雑魚キャラでありながら、人気投票リベンジにて異様な支持を集めた。
友人のポケステの蓋を壊した過去からこの異名を得た。本名では無いらしい。
【変な人気に応えてか、最終話にてまさかの再登場。パチュリーたちに味方する、かなり美味しい役どころである】
いないひと達
八雲の妖怪たちや冥界、守矢神社一行は旅行中で全く関わらない。間がいいんだか悪いんだか・・・。
と見せかけて実は異変の動向は把握済み。事態の迷走に危険を感じ、切り上げて戻ってくる様子。
OP.およびED.曲
OP.曲
「覚醒ヒロイズム~THE HERO WITHOUT A "NAME"~」アンティック-珈琲店-(ep.4,5リメイク ep.8~16 最終話真ED)
「ツキアカリのミチシルベ」ステレオポニー(ep.17~25)
「レイン」シド(ep.26~32)
「ホタルノヒカリ」いきものがかり(外伝ep.1~4)
ED.曲
「断罪の花」小坂りゆ(ep.1,2,3リメイク ep.7~10および12~15)
「The World of Midnight」Minako "mooki" Obata(ep.11)
「No Grudge Any More」(東方ヴォーカルアレンジ、原曲「Reincarnation」)(ep.16)
「Get Wild」TM NETWORK(ep.17)
「妖怪の山」(東方アレンジ?)(ep.19)
「瞬間センチメンタル」SCANDAL(ep.20~24)
「HEAVENS DIVIDE」Donna Burke(ep.25)
「ツキアカリ」Rie fu(ep.26~31)
「Power」Kanye West(ep.32)
ドラゴンボールGTのテーマ(曲名不詳)(最終話)
「銀猫」天野月子(外伝ep.3)
「ライオン」天野月子(外伝ep.4)
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ep.1 |
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