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クリス・レッドフィールド
39歳。対バイオテロ特殊部隊BSAAの北米支部所属。
かつて同部隊アルファチームを束ねていたが、記憶を失い、東欧の片隅で酒に溺れる自堕落な生活を送っていた。
中国でバイオテロが発生したのとほぼ同時期に、アルファチーム所属のピアーズ・ニヴァンスが彼を発見し、説得して復隊させた。記憶は失われたままだが、強い体力と不屈の精神力、チームをまとめあげる統率力を見せる。

ピアーズたちが、とある事件のあと行方不明になっていたクリスを東欧の外れで発見したのは、奇しくも中国でバイオテロが発生した直後だった。そのときの緊迫した状況は、BSAAに残っている記録から読み取れる。

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「ピアーズ・ニヴァンス、聞こえるか。こちら北米支部。非常事態。アメリカおよび中国にて大規模なバイオテロ発生。
現状どちらも詳しい状況は分からないが、アメリカのバイオテロへの介入は合衆国政府より拒否されている。よって、北米支部アルファ部隊は中国のバイオテロ鎮圧へ急行してくれ。
中国のバイオテロでは“ジュアヴォ”らしきB.O.W.が確認されている。ジュアヴォとの実戦経験がある北米アルファの力が不可欠だ。

クリス・レッドフィールド発見の報告は聞いている。彼の状況にもよるが、復隊すれば大きな戦力となるのは間違いない。至急クリス・レッドフィールドを連れて、中国・蘭祥に向かわれたし。

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BSAA
2003年、製薬会社アンブレラの倒産により、同企業が秘密裏に研究していたB.O.W.(Bio Organic Weapon)の開発技術が闇ルートに流出。

結果、世界各国のマフィアやテロ組織によって、B.O.W.を使用した破壊活動が数多く行われることになった。このことから、製薬企業連盟は世間からの責任追及を危惧し、対バイオテロ特殊部隊「BSAA(Bioterrorism Security Assessment Alliance)」を結成する。

結成当初のBSAAは、バイオテロ対策の知識を持つ少数精鋭の民間組織でしかなかったが、年を経るごとにバイオテロの件数や脅威が増していったことで、事態への即応が可能な、国連管轄の実働特殊部隊として再編される。
公的機関になったことで、彼らには政府が存在する他国での捜査権や逮捕権、それに伴う武力行使などの権限が与えられた。ただ、BSAAも、合衆国での事件には介入しないケースが多い。

その事情は、2005年にクリスが残した手記より確認できる。

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「ハーバードヴィル空港の調査が終了した。とはいえ、事件から一日の間でほとんど合衆国政府によって片付けられており、得たものは少ない。事件にt-ウィルス、G-ウィルスの関与が認められたくらいか。
合衆国は、ラクーン事件以降、長い間バイオテロと戦い続けてきた経緯から、独自の対バイオテロ特殊部隊が存在する。そのため、俺たちBSAAは合衆国内で事件が発生したときには、待機を余儀なくされることが多い。

今回の空港での事件も、結局俺たちが現場へ入れたのは事件の翌日だった。調査の結果、クレアがこの事件に関わっていたらしい。慌てて連絡を取ったが、特に問題はないようで、安心した。いつ、合衆国でラクーン事件に匹敵するようなバイオテロが起こるか分からない。BSAAと合衆国が歩み寄る日は来るのだろうか・・・」

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ジュアヴォ
ジュアヴォとは、C-ウィルスの投与によって変貌した人間のことをさす。
理性のタガは外れているが、知能の低下はほとんど見られない。
これは、武器を使用する姿や、同じ言語を理解するジュアヴォ同志がコミュニケーションを取る姿をもって確認することが出来る。

C-ウィルスを投与される前に受けた命令を忠実に繰り返す傾向があり、その命令が生死に関わるような危険なものであっても、全く恐れずに遂行する。また、ウィルスの影響から、体温が非常に高い。負傷するとウィルスが活性化し、さらに体温が上昇する。

傷の修復が追いつかなくなると、ウィルスの活動の激化によって身体が発火するほどの熱を帯び、焼死に至る。一般の人間であれば致命傷となる傷も、ウィルスが活動している限り多くの場合わずかな時間で再生する。

この恐るべき生態については、あるBSAA隊員の日記にも書かれている。

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「ようやく東欧での作戦を終えて、母国へ引き上げる。今回の敵・ジュアヴォは、プラーガやマジニとも異なる、全くの新種だった。撃てども撃てども傷を再生させながらこちらへ向かってくる。
しかも知能、身体能力が高く、戦場におけるヤツらの動きは、まさに訓練された兵士たちのそれであった。今回は、戦場だったからまだよかったが、もし、あんな連中が無抵抗な一般人だらけの街に解き放たれたら・・・?想像するのも恐ろしい・・・」

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変異ジュアヴォ
変異ジュアヴォとは、C-ウィルスの投与によって変貌した人間「ジュアヴォ」が肉体の一部を変異させた状態をさす。

ジュアヴォは、肉体の一部が大きく損傷すると、これを修復すために体内のC-ウィルスが活性化する。その結果、損傷個所が昆虫の形態に似たものへと変異することがある。
ジュアヴォの変異には、腕をカマや盾のように変異させたものや、羽を生やし飛行できるよう変異したものなど、多くのバリエーションがあることが確認されている。

これらの変異したジュアヴォの呼称は、BSAA欧州本部技術研究局の研究者によって名付けられている。

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「ピアーズ・ニヴァンス殿

新種B.O.W.“ジュアヴォ”の変異サンプルをありがとう。
現在、バラしたり繋いだり潰したりして色々と研究しているところだ。
しかしこれは、実に興味深いバケモノだね。新種というものは、いつも我々研究者の心を熱く燃えたぎらせてくれる。まじめな君は、こういうことを言うときっと怒るんだろうけども。
とりあえずは、ジュアヴォという呼称がセルビア語を語源にしているということで、こちらに届けられた検体もそれに基づいて名前を付けてみた。

腕が大きな鎌のように変異したジュアヴォは、ジュアヴォ ルウカ・スルプ。
ルウカはセルビア語で腕、スルプは鎌という意味だ。

足が蛾の羽のようになる華やかなジュアヴォについては、ジュアヴォ ノガ・レトゥ
ノガは脚、レトゥは飛行という意味だ。

どうかな? なかなかいいネーミングだとは思わないかい?
まあ、こんな調子で、新種にはどんどん名前を付けていこうと思う。・・・と、私が頑張ってみたところで、どうせ君たち現場の人間は、面白みもないコードネームで呼ぶんだろうね。
ともかく、また新しい変異ジュアヴォが見つかったらどんどん送ってくれたまえ。首を長くして待っているからね」
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